誰かの雑記帳

好きなものの話をします。

本が読めない その2

前回本が読めないと言ってから1ヶ月が経過したが、未だに本が読めないでいる。いいかげんにそろそろ読むのを再開したいのだけど、どうしても読む気分になれない。そうこうしているうちに、読めない間にも本は買ってしまうもので、どんどん積み本が増えていく。良い評判ばかり聞く本やこれは面白いだろうと確信している本もあるので、多分読み始めてしまえばスルスルと読むことができるのだろう。あとはえいやっと読み始めるだけ、だけなのにその一歩が難しい。なんとか、なんとかして本を読めないとブログをやっている意味もなくなってしまう。月1回は更新したいのに読めない愚痴ばかり話していても仕方がない。

後ろ向きな話ばかりするのも嫌なので漫画の話をすると、新年に無料公開していた『ワールドトリガー』が期待通り面白くって今はアニメも見ている。コミックスを揃えたい気もするけど他にほしい漫画もあって悩んでいる。
それから『シオリエクスペリエンス』の16巻がメチャクチャに面白かったので読んでない人は是非読んでほしい。
あとはちびちびと読み進めている『はねバド!』が才能と努力と関係性と感情の話でとても良い。今月中に読み終われるかな。

アニメだけど『とらドラ!』も途中で止まっているので視聴を再開したいと思っている。

小説が読めなくてもせめて他のコンテンツは摂取できるようにしたいなあと思う今日この頃である。

願わくは次回は小説の感想が書けますように。

本が読めない

かれこれ1ヶ月くらい全然本が読めなくて困っている。

元々はこのブログも小説とか漫画の感想を書くために始めたブログなので、本が読めないとブログに書くこともない。これは良くないなあとは思っているのだけど、どうしても小説に手が伸びないのでどうしようもない。どうせただの趣味なのだし、「読めないときは無理して読むものじゃない」という気持ちもあるが、せっかくブログやらをやろうとしてるのだからやっぱりいっぱい読んで感想も書きたいものである。

1年の目標として読むとか書くとか言ったのにここまで何もできてないのは正直に悔しい思いもあるので、まあ多少無理矢理にでも頑張っていきたいと思う。

でも頑張るのってすごく苦手なんだよなあ。

難しい。

新年

12月の更新をすっかり忘れていたので。
12月には年末の諸々のベストとかやろうと思ってたんだけどTwitterで公開してそれっきりになってしまっていた。
なのでせめて今月から来月にかけてでもいいので2020年のまとめ的な記事を書けたらいいなと思う。
今これを書いてる暇があるならまとめ記事を作れという話だが。まあ今年も気長にやっていこう。

新年なので今年の抱負を。
読む。書く。卒業。
これができたら最高だね。

就活もしないといけないみたいなんだけどモチベーションが上がらなくて困っている。明日はどっちだ。

また最近の話

今月も全然書いてなかったので。

まあ先月と変わらずだらだらとした日常を送っていただけなのだけど。
決してブログに飽きたわけではないのだが、夕方頃に起きてご飯を食べて本を読んで……という生活を送っているとブログまで意識が回らない。もっと読んだ本の話とかしたいなあ。

今月も簡単に読んだもの、見たもの紹介。

『アンナチュラル』
アマプラで配信してたので視聴。8話「遥かなる我が家」のタイトルが何重にも効いてくる構成がとても良かった。7話「殺人遊戯」、5話「死の報復」もタイトルが良くて好き。

『なめらかな世界と、その敵』
SFには詳しくないが、この短編集が傑作だったことに疑いはない。中でも「ひかりより速く、ゆるやかに」はオールタイムベスト級の短編だという意見にも頷ける。著者の伴名練が各短編で見せた文体やジャンルの書き分けはあまりにも凄まじく、感服せざるを得ない。個人的には「美亜羽へ贈る拳銃」、「ホーリーアイアンメイデン」、「ひかりより速く、ゆるやかに」の3篇がお気に入りである。それぞれ異なる面白さがある短編集なので、個別記事で各短編に触れて感想を書くかもしれない。

『ハーモニー』
またSFである。これはもはや伝説とも言える伊藤計劃の作品であり初めて読んだ本格SF長編だった。本格SFではありながらミステリ的な側面もあり主人公の謎を追う姿勢は十二分に楽しめた。今年読んだ本の中でも上位に入る傑作。

『ジャナ研の憂鬱な事件簿』
ミステリの話もしたいので。全5巻からなる青春ミステリシリーズ。「真相が明らかになったことでそれまで見えていた景色が違うものに変わり、それによって誰かが救われたり前に進んだりする」というミステリの構造がすごく好きだとツイートをしたら円居先生にRTされたのでビビった。謎や解決は難しいものでなくても、見せ方や物語の展開によって面白いミステリは作れる、というのを感じさせてくれた作品。

『月光ゲーム』
ジャナ研は物語で魅せる作品だったがこちらはガチガチのロジック物。まさしく端正な論理の刃によって真相が導き出される様は圧巻の一言だった。本作が発売から30年が経ってもなお愛される理由が分かる気がした。

嘘喰い
これは現在進行形で読んでいる途中の作品。1日に数話ずつ読んでいく形式は苦手なのだが、これが毎日続いているのだからやはり面白いのだろう。現段階ではマキャベリストゲーム編が好きかな。来月の中旬ぐらいに完走する予定なので感想とか書けたらいいね。

思ったより長くなったが、今月はこれで。

最近の話

今月何も書いてないじゃん、ということで。

最近の話といっても特に何か変わったことがあったわけではない。いつも通りゆっくりと寝て起きてご飯を食べて寝る、そんな毎日を送っている。

予想以上に書くことがなかったので最近読んだり見たりしたあれこれについて書く。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン」TV本編だと6話が好き。映画ではボロボロ泣いてしまった。

「蟬かえる」最近読んだミステリの中では一番良かった。真っ当に生きたいという祈りが心を打つ。

「揺籠のアディポクル」切ないボーイミーツガールミステリ。こういう作品には弱い。

これぐらいでいいか。

田島列島『子供はわかってあげない』

めっっちゃ良かった。

さわやか青春ジュブナイル青春ミステリ、との噂に惹かれて読んだのだがまさしくさわやか青春ジュブナイル青春ミステリだったので本当に良かった。

私はこういう「ひと夏の物語」にとても弱いのでジュブナイルとしてとても好きなのだがそこにミステリ要素まで絡んでくるのだから最高である。ミステリとして見れば小粒でも物語に謎が綺麗に溶け込んでいるのが良い。あとそれぞれの登場人物にそれぞれの物語があって、人と人との繋がりを続けていくことについて描かれていくのも良かった。総じて傑作。

実写映画化決定帯に書かれている『読むとうっかり元気になるひと夏の冒険』という紹介がすごく気に入ってしまったので人に薦めるときはこれを使っていこうかな。

イリヤの空、UFOの夏を読んだ

タイトルの通り。イリヤの空、UFOの夏というラノベを読んだ。

知っている人からしたら今更かよと思われるだろうが、兎にも角にも読んだのである。
実は、私がこの作品に出会ったのは中学生のときである。当時クラスメイトだったI君がこれは面白いよと1巻を貸してくれたのだけど、そのときは面白さが分からなくて半分も読まずに返してしまった。

それから時が経ち、大学生になってしばらく経った頃、Twitterの趣味用のアカウントでフォローしている人がこの作品がとても好きだということが分かった。私はこの人の感性をたいへん信頼しており、この人が薦めるものは全部面白いと思っているので、イリヤの空、UFOの夏に再チャレンジすることを決めたのである。

そうして読んでみた結果、この作品は凄く面白かった。中学生のときと比べて私の感性が変化したこともあるだろうし、当時は面白くなるところまで読んでいなかったのもあるが、最後まで読んでみると、ボーイミーツガールとしての作品の良さや、終わりゆく夏の概念などが非常に刺さった。この作品を読んでない人には是非読んでもらいたいと思ったし、好きなラノベのトップ10にも入るだろう。

先日、YouTubeで「作品を面白がるためには誰から薦められたかも重要である」という趣旨の動画を見た。それに照らせば、私は信頼しているフォロワーさんが薦めていたから読もうと思ったわけだし面白がれたわけだが、これが他の人が薦めていたのであれば読まなかっただろう。やはり誰が作品を薦めているのかは重要なファクターであると私も思う。

願わくは私も誰かが新しく作品に触れる際に「この人が薦めるなら見てみよう」と思ってもらえるような存在になりたいものである。