イリヤの空、UFOの夏を読んだ
タイトルの通り。イリヤの空、UFOの夏というラノベを読んだ。
知っている人からしたら今更かよと思われるだろうが、兎にも角にも読んだのである。
実は、私がこの作品に出会ったのは中学生のときである。当時クラスメイトだったI君がこれは面白いよと1巻を貸してくれたのだけど、そのときは面白さが分からなくて半分も読まずに返してしまった。
それから時が経ち、大学生になってしばらく経った頃、Twitterの趣味用のアカウントでフォローしている人がこの作品がとても好きだということが分かった。私はこの人の感性をたいへん信頼しており、この人が薦めるものは全部面白いと思っているので、イリヤの空、UFOの夏に再チャレンジすることを決めたのである。
そうして読んでみた結果、この作品は凄く面白かった。中学生のときと比べて私の感性が変化したこともあるだろうし、当時は面白くなるところまで読んでいなかったのもあるが、最後まで読んでみると、ボーイミーツガールとしての作品の良さや、終わりゆく夏の概念などが非常に刺さった。この作品を読んでない人には是非読んでもらいたいと思ったし、好きなラノベのトップ10にも入るだろう。
先日、YouTubeで「作品を面白がるためには誰から薦められたかも重要である」という趣旨の動画を見た。それに照らせば、私は信頼しているフォロワーさんが薦めていたから読もうと思ったわけだし面白がれたわけだが、これが他の人が薦めていたのであれば読まなかっただろう。やはり誰が作品を薦めているのかは重要なファクターであると私も思う。
願わくは私も誰かが新しく作品に触れる際に「この人が薦めるなら見てみよう」と思ってもらえるような存在になりたいものである。